今日は快晴だったので山登りに出掛けた。ヤマレコで調べたところ、滋賀県東近江市にある綿向山(1110m)が良さそう。2時間で登れるとのことでお手軽登山だ。
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滋賀県東近江市側から撮影。左が竜王山、右が綿向山。 |
国道477号線を東近江市日野町から甲賀市土山町方面へと進み、音羽交差点を左折。3キロほど進むと、登山口の案内が出てくるのでこれを右折。あとは道なりに行けば綿向山駐車場に辿りつく。
平日にも関わらず、駐車場に到着した12時40分には車が7台ほど。結構メジャーな山なのだろう。10分ほど歩くと登山口に到着。初めての山なので初級コースの表参道コースを選択(水無山北尾根コースは難しいトラバースが何箇所かあるとのこと)。
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登山口の小屋 |
ひたすら続く九十九折の山道をハイペースで登り、13時20分に5合目を通過。立派な小屋が建っていた。左手には竜王山、後ろを振り返ると日野町の町並みが見渡せた。
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5合目小屋 |
さらに九十九折を登ると7合目手前辺りからブナの原生林が見られた。結構な密度で木が生えている。
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ブナ原生林 |
さらに登ると7合目に到着。行者コバという仏教的な建物があり、その近くに夏道と冬道との分岐点がある。今回はまだ雪が残っており、夏道は閉鎖されていたので、冬道ルートで進んだ。これまでの九十九折とは違い、直登ルートであり、結構足にくる。また、所々で雪が残っていたり、濡れていたりして滑った。木々を助けにして登る。
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7合目。行者コバのすぐ近くに冬道と夏道の分岐点がある。今回は冬道を選択。 |
頂上が近づくにつれて残雪が多くなる。さぁ、もう一息。
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所々で残雪が見られた。 |
登山口から1時間で山頂に到着。快晴のため、素晴らしい眺望に出会うことができた。雨乞岳には上部の沢にはまだまとまった雪が残っている様子が伺える。尾根沿いは木々がないので、楽勝で縦走できるかと思いきや、途中に背を越すようなハイマツやササがあるため、年に何人も遭難しているそうだ。もう少し経験を積んでからでないと難しいようだ。
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中央のなだらかな山が雨乞岳、右の尖った山が鎌ヶ岳 |
山頂から冬道ルートへと戻り、北尾根の竜王山との分岐に到着。雨乞岳方面へと尾根沿いを500mほど進んだ。木々は無く、草原のようで歩いていて楽しい。また、遮るものが何もないので良い景色が楽しめる。
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左が綿向山山頂。竜王山との分岐を越えて北尾根を少し縦走してみた |
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中央にガレ場が見える。鈴鹿山脈にもこんなところがあったのかと少し感激した。 |
真っ直ぐ進むとイハイガ岳に辿りつくようだが、初ルートなので自重して途中で引き返した。少し走りを交じえながら帰りは30分で登山口に到着した。慎重に歩いて下っても1時間ほどだろう。
次に登るときはぜひイハイガ岳にも行ってみたい。また、三重県側から雨乞岳に登るのも良いだろう。良い一日だった。