2020年3月30日月曜日

ランボー first blood

教養として、今年のプライベートの目標の一つに世界の名作映画を20本観ることとしていた。3か月が経とうとし、まだ2本しか観ていなかったのでCOVID-19に乗じてスピードアップ。
1.ショーシャンクの空に。
2.風と共に去りぬ。
3.ランボー "First Blood" ←今回

小さい頃に金曜ロードショーか土曜洋画劇場で上裸のランボーが自動小銃を打ちまくっているのを観た記憶があるが、きちんと観るのはこれが初めて。

内容はアクションかつアメリカの社会ドラマ。
ベトナム戦争帰りのグリーンベレーであるランボーが帰還兵に対する差別的扱いについて、捕虜時代のフラッシュバックをきっかけとして、暴力的に訴えることになってしまったというもの。
出征時は国、国民から声援を受け、
帰還時は国、国民から罵声を浴びた。
世論がそうであったとは言え、前線で命がけで戦った軍人に罪は無い。帰還後は、PTSDで苦しめられ、差別され駐車場係の職さえ与えらえず、国からの支援も無い(映画上での話。実際はどこまでか調べていない)。
差別的対応をした保安官に対する報復が終わった後、彼は叫んでいた。ただ国と国民から認められたいだけだと。

(感想)
国の政策や世論は時々によって大きく変わる。会社内の表彰もそう。自分でコントロールできるものではない。
幸せは自分自身の中にあり、外部からの評価に依るものではない。
たとえ世に認められなくても、世の中に良いことをしていき、自分自身で自分を認めてあげられることが、強く幸せに生きていく上で大切だと思う。

2020年3月29日日曜日

日本にキリスト教が布教されたきっかけ

16世紀の日本は戦国時代末期。火縄銃がポルトガルより種子島に1543年に伝来。1544年には堺、近江にて国産化。銃の供給体制は整ったが、火薬原料は輸入に頼らざるを得なかった。火薬構成は、30%が自前で供給可能な木炭と硫黄、70%は輸入硝石であった。国産硝石では供給量が足りず、インド、中国産硝石をポルトガル商人から輸入していた。その見返りに九州の諸大名がキリスト教の布教を許した。

参考
世界史とつなげて学べ 超日本史、茂木誠

考察
明日は生きるか殺されるかの戦国時代。織田信長による日本統一が迫る中、西側の諸大名が軍事力を高めようとするのは当然。キリスト教の布教を許してでも、火薬を調達したのだろう。キリスト教布教におけるリスクなどは知る機会はあったのだろうか。キリスト教そのものについても調べてみたい。