2012年1月15日日曜日

スキーインストラクターデビュー戦 -前半-

3日から9日までスキー場にこもってきた。

今回はいよいよインストラクターとしてデビューだ。初めての生徒は14人の小学生たち。彼らに3日で8時間かけてスキーを安全に、楽しく、上手くなるサポートを行う。

初日、スキーが初めてのようなので、まずはブーツで歩く感覚をつかんでもらい、板の履き方から教えた。その後、片足スキー、2日目の午前に両足スキーを平地、緩斜面で練習。エッジの使い方やバランス感覚を掴んでもらうためだ。

適切な斜度のコースを選べば子供たちは勝手に上手くなる。一方で、斜度が大きすぎると皆転んだり、怖がったりして上達が遅くなるということを学んだが、これがなかなか難しい。ほんの15cmの起伏も見逃せない。コースを間違えたと思っても、15人もつれているとなかなか変更するにも勇気と時間がいる。これには下見とレッスン中によく斜面を見ること、それから次のコツがいるだろう。

大人数の子供たちに自分のイメージ通りに動いてもらったり、並んでもらうのもコツがいる。たとえば、自分のすぐ近くにいる2,3人に動き方や並び方の見本をしてもらい、後続の子にこの真似をしてもらう。並び方なんかは一人じゃ見本をできないからこのやり方は役に立った。このようなちょっとした工夫を重ねていくと滑る時間が大幅に増え、色々な移動もできる。適切な斜面で滑ると楽しいし、勝手に上達する。

次はいよいよリフトに乗ってコースを滑る。後半に続く。

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