2011年11月15日火曜日

沖縄南部サイクリング day2

沖縄二日目は朝7時にホテル発、南にある大度海岸を目指す。本当は暗い内に出て、南部一周したかったが、レンタサイクルのおっちゃんに制止された。理由は、沖縄は飲酒運転の事故が多く、暗い内は特に危ないためだ。聞いておいてよかった。

出発後、まずは沖縄最南端の喜屋武岬を目指す。道中、やはり道に迷ってしまい、市内を出るのに30分(5キロ)も掛かってしまった。初めての道はなかなか予定通りにはいかない。GPS が欲しいと感じた。

その後は人里から離れ、さとうきび畑に囲まれた田園風景を眺めながら走ると岬に到着。青い海が広がって素晴らしい眺め(残念ながら前日の雨のため、エメラルドブルーとはいかなかった)。だが、沖縄戦で追い込まれた数多くの人々が身を投じた場所でもあり、複雑な気分だった。

こんなところでハブが出てきたら死にかねないので、早々に退散して次の目的地である、ひめゆりの塔へ。ここでも、従軍女学生の名前が数多く彫られた慰霊碑があった。せめてもの気持ちで、近くの花屋で買った花を添えた。とても笑って写真を撮る気にはなれないな。

最後の目的地は、大度海岸。ここは昔、サンゴ礁があり、浜には穴の空いた岩や石、サンゴが多量に落ちていた。また、干潮時にはサンゴ礁が作った岩場に水が溜まるような場所だった。景色も綺麗なのに、観光客が来るようなメジャーな観光スポットでもなく、独り占めするには良い場所だ。

景色を満喫した後は、昼からの学会に備えて道を急いだ。調子よく走っていると、チャリに乗っている姿を偶然にも隣の研究室の学生に目撃されてしまった。学会会場で先生達からチャリで沖縄に来たのかと散々冷やかされたのは良い思い出になっている。

喜屋武岬の慰霊碑。

喜屋武岬。海が広がっていた。

喜屋武岬。かつてこの崖から多くの人が飛び込んだ。

ひめゆりの塔。

大度海岸。ごつごつしたのはサンゴ焦の跡。

干潮には水溜まりができる。運が良いと魚に遭遇するとか。

土砂たっぷりの川。これじゃ、海は濁って当然。

写真を撮りながら道を急ぐ。

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