祖父の家に帰ったついでに滋賀県にある近場の能登ヶ峰、鹿の楽園に登ってきた。1時間で戻れるコースとはいえ、15時半より登山開始したので大失敗の登山だった。
黒滝公民館横の能登ヶ峰登山口より、能登ヶ峰までは30分、ここから10分くらい森の中の尾根を下ると鹿の楽園に出た。
能登ヶ峰は森の中のピークで眺望がなく、ただ看板があるだけであった。
一方、鹿の楽園は北方へ開けており、鈴鹿山脈の山々を眺めることができた。また、こんな山の中に草原があるのかと感動を覚えた。
時計を見るともうすでに16時を回っていたので、急いで来た道を引き返した。
しかし、びっしりと植林された森の中は想像以上に暗くなるのが早く、また、踏み跡もあまり残っていなかったので帰るのに難儀した。特に、能登ヶ峰からの下りは、鮎川方面へも目印のテープが続いており、黒滝に戻るつもりがいつの間にか鮎川方面へ降りていた。
気づけば辺りも真っ暗であり、持っていきなさいと言われて持ってきた懐中電灯が随分と役に立った。南に下れば何とか集落に出ることがわかっていたので、最後は、携帯のGPSと方位磁石を頼りに、沢を一つ横断して無理やり下ったところで、集落の光が見えてきて安堵した。やはり下るべき尾根を一つ間違えていたようだった。
今回の教訓
1.山の行動終了は15時
2.懐中電灯、ライトは必ず持っていく
3.低山だからと言って舐めてはならない。むしろ里山は踏み跡がなく、迷いやすい。
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